スーパーフードとして話題のゴジベリー(クコの実)ですが、なんと副作用があり注意が必要なスーパーフードなのです。
スーパーフードとして食生活に取り入れていく前に絶対に知っていないと危険な副作用、摂取量などについて詳しく見ていきたいと思います。
まずはゴジベリーついて簡単におさらいします。
ゴジベリーとは?

ゴジベリーはクコの実とも呼ばれている小さな赤い果実のことです。
中国や東南アジアが原産で、中国では「不老不死の実」と呼ばれ昔から薬用果実として食べられています。
世界三大美女の楊貴妃も「美容のために毎日食べた」と言い伝えられているほどです。
最近では海外セレブの間でもスーパーフードとして人気になっています。
ゴジベリーの効能は?
ゴジベリーには100種類以上にも及ぶ栄養素が含まれています。なかでもベータカロチンが大量に含まれています。
他にもビタミンB1.ビタミンB2、ビタミンC、ニコチン酸などが含まれています。
目に良いといわれており、目の充血や白目のくすみ、眼精疲労、視力減退に効果があるといわれています。
コラーゲン生成促進効果もあり、体内のコラーゲンも守ってくれる効果もあります。
ビタミンも多く含まれているので、お肌のシミにも効果的で美肌・美白効果があり、さらにはアンチエイジングの効果も期待できるそうです。
滋養強壮や高血圧、免疫力を高めてくれたり、腰痛、膝の痛みへの効果もあるとのことです。
また、高血圧や動脈硬化など生活習慣病の予防・改善にも効果があるともいわれています。
これだけ聞くと、効能が様々あり、スーパーフードと言われているのがよくわかりますね。
ただし、ゴジベリーには注意しなければいけないことがあるんです。
ゴジベリーの副作用は?
ゴジベリーには「ベタイン」という成分が含まれています。この成分には、以下のような副作用があると言われています。
- 生理が早まる
- 早産・流産の危険が高まる
- 血圧が低下する
- おなかを壊す
また、人工中絶にも使用される成分の一つであるため、妊娠予定の方や妊婦さん、授乳中の方は摂取しないほうが良いと思います。
栄養が豊富なので適量を摂取したほうが良いという意見もあるようですが、筆者の意見としては、早産や流産のリスクがあるような食べ物を積極的に摂る必要はないと思います。他の方法でも十分栄養は摂取できますので。
また、高血圧の方ならさほど問題ありませんが、もともと低血圧の方だと、さらに血圧を下げる恐れがあるため、めまいや立ちくらみ等を引き起こしかねません。
食べ過ぎるとおなかを壊す・下痢になりやすいといわれているため、数粒の少量を摂取して自分の体には合っているか確かめながら食べ進めるのがよさそうです。
効能がたくさんあり、とても良い食品ですが、その反面副作用があるので、注意しながら少量を食生活に取り入れていくのが良いと思いました。